IED システム利用上の注意 |
利用端末 |
利用者用ディスプレイは24.1インチ(1920x1080)です。
SunRay本体正面の赤矢印で示したUSB端子を使用してUSBメモリが利用できます。
(USBメモリ利用方法)

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パスワード |
- ログイン名およびパスワードは情報基盤センターの教育系アカウントと共通です。
- パスワード変更には情報基盤センターの WebUI を使用してください。
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ログイン環境 |
- 旧システムの利用環境「Java Desktop 環境」に類似した「GNOME Desktop」を提供しています。
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ファイルシステム |
- 個人データは情報基盤センターのファイルシステムに保存されます。
- センターのホームディレクトリにある "IED_HOME" 以下が IED の UNIX のホームディレクトリになります。このディレクトリは決して削除しないでください。
- UNIX のホームにある "WindowsEdu" が MS-Windows 用のディレクトリです。このディレクトリも削除しないでください。
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Microsoft Windows環境の利用 |
- 「アプリケーション」メニューの「アクセサリー」にある「Microsoft Windows (ウィンドウ)」、「Microsoft Windows (全画面)」で起動します。端末からは "mswin" (ウィンドウ)、"mswin -f" (全画面) という コマンドで起動することができます。
- Windows 環境をウィンドウで起動してる場合、
ウィンドウ右上の「×」でウィンドウを閉じてもサーバ上の Windows セッションは終了しません。
必ずサインアウトして下さい。
- ユーザ名とパスワードはSunRayと共通です。
- ユーザプロファイルの読み込みに時間が掛かるため、デスクトップが表示されるまで1分以上待つことがあります。
- デスクトップに "$Recycle.Bin" および "desktop.ini" のファイルが表示されていますが、これらは削除しないでください。
- 個人で使用する Windows環境と異なり、全利用者共通のプロファイルをサインイン時に取得する固定プロファイル方式を採用しています。一部を除き、アプリケーションやOSの個人設定は破棄されます。
- UNIX のホームディレクトリ内にある WindowsEdu ディレクトリを H ドライブとしてマウントしており、以下のファイルは H ドライブ内に保存されます。
- デスクトップ上に置いたファイルやディレクトリ
- マイドキュメント内に置いたファイルやディレクトリ
- InternetExplorer のお気に入り
OS は毎日自動でリセットされます。上記に置いたファイル以外は消えますので、十分注意してください。
- 印刷先プリンタの座席による自動設定は機能しません。出力したいプリンタ (lp1 または lp2) を明示的に指定してください。
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日本語入力 |
- UNIX 環境全般
- 「Ctrl-SPACE」または「Ctrl-¥」で Wnn8 による入力の ON/OFF が可能です。
- 漢字入力方式が動作中は
が画面上に表示されます。
- emacs
- リモートで接続している場合でも「Ctrl-¥」で Wnn8 による入力の ON/OFF が可能です。
- マークを付けるキーバインド Ctrl-SPACE が日本語変換に取られるため、ESC + SPACE でもマークを付けられるように設定してあります。
- MS Windows環境
- スペースキーの2つ右の「Kana」キーで日本語入力、スペースキーの2つ左のキーで英語入力に切り替えることができます。
- スペースキーまたはその右側のキーが変換、スペースキーの左側のキーが無変換となっています。
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遠隔利用 |
遠隔利用できるのは Linux 環境のみです。学外からssh接続できます。
ただしssh接続での利用者認証にはパスワードとは別のパスフレーズを利用する形態をとります。ssh接続の利用開始前にアクセスキーを準備してください。

利用できる計算機は
ied1.ied.inf.uec.ac.jp
ied2.ied.inf.uec.ac.jp
ied3.ied.inf.uec.ac.jp
の 3台です。
sshアクセスの詳細はこちらを参照してください。
なお、inf ドメインからは telnet, ftp による利用も可能です。 |
印刷環境 |
カラープリンタが 2台あります。座席位置とプリンタをグループ定義してあります。aXXの端末のデフォルトプリンタはlp1、bXXの場合はlp2になっています。大判プリンタの利用については学科内向けサービスをご覧ください。

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USBメモリ |
SunRay端末正面のUSB端子でUSBメモリが利用できます。
利用方法
- 本体正面のUSB端子にUSBメモリを挿してください。
- 自動でマウントされます。(内容を認識するのに数十秒程度の時間がかかります)
1分ほど待ってもマウントされない場合は、次の手順を取って下さい。
- 以下のコマンドでUSBメモリのパーティション名を調べる。
utdiskadm -l
- 調べたパーティション名を使ってUSBメモリをマウントする。
utdiskadm -m <パーティション名>
- 正しくマウントされると utdiskadm -l で Mount Path が表示されるようになります。
- マウントポイントは /tmp/SUNWut/mnt/$USERです。
- cp, mv, rmなどのUNIXコマンドが利用できます。
- 利用後にカレントディレクトリがUSBメモリ内のファイルシステムにある場合は、USBメモリを抜く前に別ディレクトリに移動してください。cdコマンドを引数無しで実行し、自分のホームディレクトリに移動することを推奨します。
- USBメモリを抜く前に、以下のいずれかを実行してください。
実行しない場合 USB メモリ内のデータを破損する可能性があります。
- utumount -u /tmp/SUNWut/mnt/$USER/<USBメモリ名>
- utdiskadm -r <デバイス名>
(<デバイス名> の確認には utdiskadm -l を使用します)
上記のコマンドでエラーが出なければ、USBメモリを安全に取り外せます。
注意
- USB1.1, USB2.0に対応
- 端末・ネットワークを経由するため数十〜数百キロバイト程度になり、PCに直結する場合に比較すると低速です
( iedで試したところ約 250kbps程の速度でした)
- FAT, FAT32でフォーマットされたものを使用してください
- 日本語(2バイト文字の)ファイル名、ディレクトリ名は利用できません。
Windowsなどの「隠しファイル」は表示されません。
ファイル名や属性を PC側で修正しておいてください。
- USBメモリを認識しないときは一度抜いて挿しなおしてください。
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MSOfficeのファイルを扱う |
旧システムで用意していた "OpenOffice" は提供していません。Microsoft Office のファイルは MS-Windows 環境にて利用して下さい。 |
文字の大きさの変更 |
端末と emacs のフォントの大きさは変えることができます。
- 端末の場合 は、「表示」メニューの拡大と縮小、または Ctrl-+ と Ctrl-- でサイズを変更できます。
- emacsの場合は、「Option」メニューの「Set Default Font...」から変更できます。
変更した設定を次回以降の起動でも利用したい場合は、「Option」メニューの「Save Options」を実行して下さい。
ただし、適切なフォントとサイズを使用しないと日本語入力時に表示の文字化けが発生しますので、十分注意して下さい。
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