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演習室端末 (Linux) の遠隔利用

■ 利用にあたって

IED では演習室の端末を遠隔で利用する環境を提供しています。
ただし、演習室の端末には学内専用のプライベートIPアドレスが割り振られて、学外から直接接続することはできません。セキュリティ情報学プログラム
自宅など、学外のネットワークから演習室の端末に接続する場合は、情報基盤センターが運用している下記の情報を参考に VPN (Virtual Private Network) の設定をし、学内のプライベートネットワークに接続して下さい。

情報基盤センター VPN のページ

■ 空き端末の確認と起動

演習室端末は未使用時は電源が切れています。端末遠隔起動サービスにウェブブラウザでアクセスし、空いている端末を確認し、必要に応じて「on」ボタンを押して電源を入れて下さい。
(VPN 接続しないと学外からはアクセスできません)

端末遠隔起動サービス (学内専用)

OS が起動し(1〜2分かかります)、表示が「利用可能」に変わるまで待ちます。
なお、もともと「利用可能」と表示されている端末もあるかもしれません。端末は利用者がいない状態が一定時間続くと自動的に電源が切れる設定となっているため、これまで利用していた人がログアウトしシャットダウンまでの待機中の可能性があります。こうした端末を利用することもできます。

※ 早朝 4時に一旦自動シャットダウンしますので、ご注意下さい。

a12 と言う名前の端末を利用する場合、端末への接続時に使用する名前 (FQDN: Fully Qualified Domain Name) は a12.ied.inf.uec.ac.jp となります。

■ 端末への SSH 接続

●Windows の場合

接続元のPCがWindowsの場合の設定例を示します。
ソフトウェアは PuTTY を利用しています。

  1. ソフトウェアのダウンロードと展開
    1. PuTTY のサイトから「Download it here. 」のリンクをクリック
    2. 「Alternative binary files」の欄から、次のファイルをダウンロードする
      • putty.zip (a .ZIP archive of all the above)
        - 64-bit x86: putty.zip
    3. 上記ファイルを展開(解凍)して現れる 「PUTTY.EXE」 を実行する(下図)

       
  2. Host Name 欄に端末名 (たとえば a12.ied.inf.uec.ac.jp) を入力し、「Open」ボタンでSSH接続します

     
  3. 次のウィンドウが現れたら「Accept」を選択します(これは端末のfinger print の登録確認で、その端末への初回の接続の際に表示されます)

     
  4. UECアカウントのユーザ名、パスワード を入力します(パスワードの入力内容は画面表示されません)

     
  5. ログインができれば、SSH接続が完了しています。

リモートデスクトップを使用する場合でも、上記ウィンドウを開いたままにしておく必要があります。作業終了まで閉じないように注意してください。
関連リンク:リモートデスクトップによる演習室端末(Linux)の利用

●Macの場合

接続元のPCがMacの場合の接続例を示します。

  1. ユーティリティから「ターミナル 」を起動します
  2. 次のコマンドを入力します(右側の <-- はコメントです)
$ ssh a2210???@aXX.ied.inf.uec.ac.jp             <-- コマンド入力して端末にSSH接続※
The authenticity of host 'aXX.ied.inf.uec.ac.jp (172.21.166.YY)' can't be established.
ED25519 key fingerprint is SHA256:H71B37iV2kwn5Nb1J4yRXYOLcixgaoqxkWMZFvBDhp0.
This key is not known by any other names
Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[ringerprint])? yes        <-- yes/no と表示されたら yes と入力
Warning: Permanently added 'aXX.ied.inf.uec.ac.jp' (ED25519) to the list of known hosts.
a2210???@aXX.ied.inf.uec.ac.jp's password:        <-- パスワード入力(内容は非表示)

Welcom to Ubuntu 20.04.4 LST (GNU/Linux 5.11.22 x86_64)
...

aXX:~>                                            <-- ログイン完了


※入力コマンド内の 「 aXX.ied.inf.uec.ac.jp 」 の値は利用する端末の FQDN を指定してください。
 上記と同じ値(aXX)を入力しても接続できません。

ログインができれば SSH 接続が完了しています。

リモートデスクトップを使用する場合でも、上記ウィンドウを開いたままにしておく必要があります。作業終了まで閉じないように注意してください。
関連リンク:リモートデスクトップによる演習室端末(Linux)の利用

■ SSH 接続の終了

端末上での作業が終了したら、exit コマンドを入力してログアウトして下さい。これにより SSH 接続も切れます。
続いて VPN 接続も忘れずに切断して下さい。
VPN の同時接続数には限りがあるため、他の利用者のために回線を空ける必要があります。